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刻(とき)の巡りに居あわせる
一日一組 京都・久多の一棟貸し宿

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光を透かす緑の葉にとまる小さな虫

一分 一秒 一時間 一日

わたしたちの時間では
はかれないものがある

一本の木が過ごしてきた いくつもの季節
雪がゆるみ 蕗のとうが顔を出すまでのこと

わたしたちの言葉では
あらわせないものがある

水面の色がうつろうこと
夜のしずけさに 鼓動が響くこと
夏の終わりに 稲の匂いが満ちること

川底の小石が透けて見える浅い流れ
森の木々が映り込む静かな水面
黒い器に盛られたきのこの料理

季節は 瞬きのあいだに めぐっていく
見逃さないように よく見つめ 耳を澄ませる

春 すももの花をさがしにいく
夏 蛍の光を 飽きず眺める
秋 山で実ったものを 火にかける
冬 はらはらと 雪が落ちていく

今日 わたしは 巡りの中にいる

庭に面した開口部のそばに座り、外を眺める人
木の梁と柱が残る、庭に面した畳敷きの和室

宿泊プラン Floorplan

清流のそばに佇む
築200年の古民家を、
一日一組限定の一棟貸しで。

京都の街から四つのトンネルを抜け、山道を進んだ先。
山々に囲まれた小さな集落の入口に、巛日–sennohi–はあります。
築約200年の古民家を改修した、一日一組限定の一棟貸しの宿です。
古い梁や柱、建具など、この家が重ねてきた時間を大切に残しながら、
台所や水まわり、寝室など、心地よく過ごすための設備を整えました。

大きな窓の向こうには、季節とともに移ろう久多の風景が広がります。
目の前の自然に心を寄せたり、食卓を囲んで語り合ったり、
集落を歩き久多の暮らしに触れたりと、思い思いの時間をお過ごしください。
ここで過ごす一日が、皆さまにとって心地よいものとなりますように。

○こんな方におすすめ
・静かな山あいで、ゆっくりと過ごしたい方
・日本の原風景が残る集落を散策したい方
・家族や友人と、気兼ねなくゆっくり過ごしたい方
・おひとりで、自分だけの時間を大切にしたい方
※お食事の提供はなく、素泊まりでのご利用となります。食材をお持ち込みいただき、備え付けの台所で調理していただけます。また、出張シェフをご予約いただくことも可能です。

  • 木の梁と柱が残る、庭に面した畳敷きの和室
  • 庭の木々を望む大きな窓と、木の座卓がある部屋
  • 白いのれんが掛かり、室内の明かりがともる宿の玄関
定員 一日一組限定。
最大8名(ダブルベッド2台、和式寝具4組)
ゆとりを持ってお過ごしいただくため、大人6名までのご利用をおすすめしています。
※乳幼児の添い寝も可能です。
※寝具は人数に合わせてご用意いたします。
料金 1泊2日・素泊まり
4名様まで 80,000円 – 120,000円/棟
5名様以降 8,000円 – 12,000円/名毎
※料金はご宿泊日・シーズンにより異なります。
チェックイン 15:00 – 18:00
チェックアウト 8:00 – 11:00
時間 15:00 – 18:00 チェックイン
8:00 – 11:00 チェックアウト
詳しくは予約サイトへ

久多という地域について The Kuta Area

京都の北の端にある、
小さな集落。

久多は、京都市左京区の最北部、山々に囲まれた地域です。
京都の街から車で山へ向かい、トンネルをいくつか抜けると、
景色が少しずつ変わっていきます。
建物が少なくなり、山が近くなり、やがて川沿いの集落へ。
人口は約50人。
川に沿って、古い家や田畑が点在しています。
春には山の草花が芽吹き、夏には川辺に涼しさが広がり、
秋には山の色が変わり、冬には雪が降る。
季節の変化が、そのまま暮らしの中にあります。

久多は、観光のためにつくられた場所ではありません。
ここで暮らす人たちの日々があり、その中に巛日–sennohi–もあります。
宿から一歩外へ出れば、そこから先は久多の集落です。

山深い場所にありながら、
古くから鯖街道沿いに人々が行き交ってきた土地でもあります。
その歴史は、文献上では室町時代まで遡ります。

  • 緑の木々に囲まれた浅い川
  • 山を背に、田んぼの向こうに立つ茅葺き屋根の家
  • 木々と苔むした岩の間を流れる澄んだ川

プログラム Experiential Programs

久多で、
何をする?

巛日–sennohi–での過ごし方に、
決まった形はありません。

川沿いを歩く。
集落を散策する。
季節のものを探す。
地元で手に入れた食材を料理する。
宿で本を読む。
ゆっくり話す。
何もしない。

その日の天気や季節によって、
久多でできることも変わります。

巛日–sennohi–では、
久多の自然や暮らしに触れられるプログラムをご用意予定です。
準備前ではありますが、ご要望がありましたらお尋ねください。

  • 事前予約制

    出張シェフ田邉さんのごはん

    久多の季節を、食卓で。

    久多で暮らす田邉さんが、この土地の季節に合わせて料理をつくります。
    自ら畑で野菜を育て、山に入って山菜やキノコを採る。日々の暮らしの中で出会う食材をもとに、その時期、その日だからこそ味わえる料理を贅沢に巛日–sennohi–のキッチンで振る舞ってくれます。
    日本料理を軸に、フランス料理や海外で培った経験も生かしながら、食材の持ち味を大切にした一皿に。
    料理のこと、久多のこと。食卓を囲みながら、いろいろな話を聞いてみてください。

    田邉 賢司さんが畑で野菜を収穫している様子

    田邉 賢司 Kenji Tanabe

    京都生まれの料理人。
    京都の料理旅館や料理屋で日本料理を学び、沖縄のレストラン「シス」でフランス料理を経験。地域おこし協力隊で2年久多で活動したのち、中東・ドバイへ渡り、ラッフルズ ドバイで日本料理を手がける。現在は農家民宿「きさく」と出張料理「三五」を営む。

    • 木の皿に料理と小鉢を盛り、葉を添えた一皿
    • きのこなどの具材をのせた土鍋のごはん
    • 彩り豊かな料理を小鉢や葉とともに詰めた重箱
    料金 季節のおまかせコース
    8,000円(税込)
    13,000円(税込)
    ※ドリンクも別途料金でご希望があればご相談承ります。
    ご予約 ご予約は下記よりお客様ご自身でお取りいただいております。またあらかじめ予約を受けれない日もございますこと、ご了承くださいませ。
    電話番号 090-8467-4977
    Instagram @kenji6933
  • 事前予約制

    VILLAGE TOUR

    集落を歩く。

    宿の外に出れば、そこは久多の暮らしの中です。
    川が流れ、田畑があり、古い家があり、その一つひとつで誰かが暮らしています。名所を巡るのではなく、集落を歩きながら、久多の日常を眺めてみる。季節によって見えるものも、聞こえる音も変わります。
    ご希望の方には、管理人が集落をご案内します。

    地域の人しか知らない土地の呼び名や季節折々の動植物。そんな話を聞きながら歩くと、宿から見えていた風景が少し違って見えてきます。
    巛日–sennohi–から久多の産土神・志古淵神社までをご案内する散策ツアー。大体1時間前後を久多集落にまつわるいろんなお話をしながらご案内します。

    • 苔や落ち葉に覆われた森の道を歩く人たちの足元
    • 森の中で木に手を添えて立つ、帽子をかぶった人
    • 夜の屋外で弧を描く花火の光
    料金 1回1組 3,000円(税込)
    所要時間 約1時間
    ご予約 事前予約制になります。ご予約の際にオプションをご選択いただくか、予約日の3日前までに直接ご連絡ください。

建築について Architecture

木々に囲まれた古民家の外観と軒下

2019年から、京都・美山の茅葺き民家で暮らしながら、建築の設計を続けてきました。
縁側を抜ける風、雨上がりの土の匂い、冬の朝の冷え込み。七年間の暮らしのなかで気づいたのは、日々のささやかな出来事こそが、空間を豊かにしてくれるということでした。
京都・久多に建つ築二百年の民家を改修した「巛日 –sennohi–」には、そんな暮らしの実感をひとつずつ重ねています。周囲の自然を切り取るように開口部を設け、季節や天候の変化が室内の時間に入り込むようにしました。
一方で、厳しい冬を心地よく過ごせるよう、必要な場所に床暖房を配し、断熱性能を高めています。新しくすることだけを良しとせず、座敷や床の間には、そこに積み重なった時間をできるかぎりそのまま残しています。
暮らしの中心には、iwashita akiraによる漆の焼き付けを施した大きな囲炉裏テーブル。頭上には、senによる漆と和紙の特注ランプシェード。同じ時代にものをつくる仲間たちの手仕事が、古い家に新しい日常を灯す。
特別なことをするためではなく、何気ない一日をよく味わうために。長い時間を生きてきた家と、これからここで過ごす人の時間が、静かに重なっていく場所を目指しました。

建築家

富田 晨 Shin Tomita

日々代表 / SIBO主催 / terroir architect KK. CEO

1994 大阪生まれ
2017–2018 STÜCHELI (Switzerland)
2020 京都工芸繊維大学大学院建築学専攻 修了
2020–2024 木村松本建築設計事務所
2023 日々 設立
2023 クリエイトユニットSIBO 設立
2026 terroir architect KK. 設立

宿の案内人 Manager

久多に移住して10余年、
案内人がお迎えします。

巛日–sennohi–の管理人、松瀬萌子です。
2015年から、久多で暮らしています。
山を越え、川に沿ってたどり着くこの集落で、地域の人と季節の巡りを楽しみながら暮らしています。
春の芽吹き、夏の川に蛍、秋の山にきのこや木の実を拾いに行き、冬は一面の銀世界の中でしんと春を待つ。
ここでは、天気や季節によって、同じ場所の表情さえ変わります。
散歩する道、眺めのいい場所、
その日にしか出会えない風景。
久多での時間をどう過ごすか迷ったら、どうぞ気軽に声をかけてください。
この土地で暮らす人として、久多の楽しみ方をそっとお伝えします。

草木の茂る屋外で、手元を見ながら作業する人たち
案内人

松瀬 萌子 Moeko Matsuse

1993年生まれ。佐賀県出身。何もない山奥にを目指して久多地域に出会い卒業後移住。京都市北部山間地域の農園の管理、京都市北部山間地域の移住相談窓口等を始めとした仕事を経験しつつ、久多地域内に大学生を受け入れる「村・留学」の地域主催。その他久多地域で残すべきものを残せるようプロジェクトをいくつか地域の方と立ち上げる。2026年秋より久多にて一棟貸しの古民家宿「巛日–sennohi–」の案内人を務める。

アクセス Access

巛日–sennohi–は、京都市左京区最北端のエリア久多にあります。
公共交通機関でのアクセスは限られているため、お車でのご来訪をおすすめしています。山道は狭く離合が難しい箇所もあるので、気をつけてゆっくりお越しください。

◯冬季について
久多では冬季に積雪や路面凍結があります。12月中旬頃から3月頃までは、スタッドレスタイヤまたはチェーンを装着した4輪駆動のお車でのお越しくださいますようお気をつけくださいませ。

巛日–sennohi–
〒520-0462 京都市左京区久多下の町537

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